小刻みに揺れる振動で徐々にネジが緩んでいった。
ルートが後半になればなるほど、笑いが止まらない。
目の前の一瞬、常に判断を迫られ、乗り越えていく。
緊張感と遊びゴコロが同居する。
ロードにはない世界がグラベルにはある。
シクロクロスにはある。
確かに慣れが必要かもしれない。
練習も必要かもしれない。
いつも使っている道。
そこの脇道に入ったことはあるか?
いつも大通りばかり通ってないか?
渋滞に文句を言いながら、その渋滞を選んでいないか?
行ってこそ新たな発見がある。
大通りから見てるだけでは分からない。
美味しいパン屋さん?
小洒落たインテリアショップ?
通ったものだけが見つけられる。
ある人はスルーし、ある人は脚を止める。
目に留まるものも人それぞれ。
その脇道の先は行き止まりなのだろうか?
その先こそが大通りなのだろうか?
我々が通った道は、どうだった?
階段すらない登りで担ぎあり
ツルツル滑る路面で落車あり
大通りで経験していたら、うなだれていたかもしれない。
新たな発見があった。
テンションが上がり、それぞれに笑顔があった。
今一度、聞こう。
そこの脇道に入ったことはあるか?
ちょっと、行ってみよう。
新たな道を求め、ペダルを回そう。
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