美味いものがあるらしい。
流行り物には乗っとけ。
メインディッシュはきのこ。
前菜。
まずは不動峠。
淡々と登る。
まだ先は長い。様子を見ろ。
次にスープ。
つつじヶ丘。
冷たい。風の強さがハンパない。飛ばされる。
乱暴な味付けだ。
ついてない。
今日はこの辺でいいだろう。
気持ちは、折れかかっていた。
永遠に続く。。。
目がチカチカする。腕にビリビリくる。
落ち着け・・・
そもそもメインの評判を聞いて来たのではないか?メインを頂かず、退散するのは過ちだ。
気持ちを奮い立たせメイン。
きのこ山。
メインは評判通りだった。
真壁消防署前の交差点からの登りが実にエグい。
ボリュームも申し分ない。
ペダルを緩める場所はない。
が、なぜこの山だけ変なネーミングなのか?
シェフの思いはわからない。
晴れ晴れとは行かなかったが、まぁいい。。。。
んがぁぁぁぁぁ!!!
大事なモノに・・・(T_T)
まぁ粗相もたまにはある。
落ち着け、落ち着け。
まだ時間はある。
ならば、追加で頂こう。
北へ。
これがまたエグい。
路面は荒れ、グレーチングは奪われ、油断ならぬ。
山頂の巨人の呼吸音がなんとも不気味で、不安な気持ちにさせる。
チェーンが切れたら?
ハンガーノックになったら?
不安で押し潰されそうになる。
周辺に石屋さんが多いのはこういうわけか。
巨万の富をもたらしたであろうことは、容易に想像出来る。。。
おい。
このデザートは注文してないぞ。
巨人の姿が下界からもハッキリ見える。
南風が容赦なく吹き荒れる。
峠が終わっても峠が続く。
さぁ、デザートタイム。
極上だ。
よい味付け。
出だしは不安だったフルコース。
悪くない。
0 コメント :
コメントを投稿